今はずいぶん変わってきましたが私が子どもの頃は丸亀には丸亀時間というものがありました。例えば丸亀の地域の会合で10時集合となっていても実際は10時半だったりしていたようです。
時間を言ってもその時間通りに始まることはまずなかったようです。
時間ではなくて人がある程度集まったら始める、という始め方だったようです。
集合する前からそれがわかっていたので定時に集まる人もなく、みんな15分遅れに行ったり、30分遅れで行ったりしていたようです。
みんなも10時といっても始まるのは15分位からだから10分位に行ったらいいと申し合わせして行っていました。
他の県外の人はそうとは知らずに10時10分前からくるひともいたようです。
いつの間にか、そんな風習もなくなって今はずいぶん変わってきましたが私が子どもの頃は日常的にありました。
そういう習慣で育ったこともあるからか、時間より早めにというのはなかなか難しいなあと今でも思います。
会社でもギリギリ位にくる人が多いです。
また、友達と約束してもちょうどの時間に合わせてしまいます。
ある時に友達と約束して車でお迎えにマンションに行ったのですがその人は15分位前から外で待っていたそうです。暑い日だったので気の毒なことをしたなあと思いましたが後で思うとその人はご多分に漏れず県外出身の人でした。それからは到着する前に電話をしてそれからマンションから出てきてもらうようにしています。
気候が温暖なので時間感覚ものんびりしている人が多かったからかもしれません。
昔は岡山に行くにもフェリーを使っていました。今思うと閉鎖されていたのかもしれません。今は瀬戸大橋もできて自由に行き来できるようになりました。
そのぶん、県外の人が増えたり、周りの環境が色々変わって時間感覚も正確になってきたのかもしれません。
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