香川の芸術は意外と進んでいます。
こんなに小さな日本一狭い県ですが、金子知事がいた頃に芸術に力を入れてくれていました。
それがいまだに根があるようです。
というか、少しずつ、その根っこが双葉になり葉っぱになり、花になっているとでも言ったほうがいいのでしょうか?
瀬戸芸(瀬戸内芸術祭)もその延長線上にあるのだと思います。
現代アートの素晴らしい作品が催されています。
終わってからもその作品や建物がそのまま展示されているものもたくさんあります。
音楽や芸術はすぐ目に見えてどうのこうのというものではないのですが土壌を金子知事が作ってくれたというのは本当に素晴らしい功績だと思うのです。
イサム・ノグチのような世界に通用する芸術家が香川で過ごされたというのは香川の温暖な気候はもとよりやはり芸術に対する姿勢が他の県とは違う何かを感じ取ってくれたのかもしれません。
また、公立高校の高松高校からたくさんの東大生が出てきました。
公立高校からというのも珍しいのではないでしょうか。
昔は香川は教育県でした。ただ、今は秋田県になっていますが。
ピアノの先生もたくさんいます。
ほとんどが女性です。そして実家のすぐ横であるいは同じ敷地内で個人のピアノ教室をしています。
親が家事をして娘がピアノの先生というパターンがほとんどですね。
なのでピアノの先生はとても綺麗であまり生活感もなくて、優雅な雰囲気があります。
親も娘の生徒にとても寛容です。
きちんと発表会もするので、子どもたちも親も満足しています。
コンクール目当ての親子と情操教育の一貫として習わす目的も家庭によりそれぞれなのでそれに合ったところを選んでいるようです。
教室がたくさんあるので自由に選択できるのも良いですね。
フルートやバイオリン、チェロの奏者もいます。
有名なバイオリニストの川井郁子さんも香川県の出身です。
高松では高松一校なども音楽に力を入れています。
また、音楽は公立高校の坂出高校にも音楽科があります。ここは三才位からピアノを習っている子どもが進学しています。
丸亀には猪熊源一郎画伯の美術館もあります。
この美術館は丸亀駅のすぐ横にあり、玄人好みの作品を展示しているようです。
小さな美術館なのですが、県外からもたくさんの人が見に来られるようです。
猪熊源一郎画伯は、丸亀で幼少期を過ごしています。
また、ジャズに精通している人もたくさんいてジャズの演奏会もたまににですがしています。
日本一小さな県ではありますが芸術にはかなり力を入れている県だと思います。
とはいっても大きなシンホニーホールなどはありませんがまあ、人口が少ないのでそれはしょうがないのかもしれません。
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