麦茶

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香川県の人は麦茶をよく飲みます。

ほとんどの人が申し合わせたように一年中麦茶を飲んでいます。

なぜ麦茶なのかはわかりません。

ただ、麦茶の原料である大麦に体を冷やす働きがあるのと麦茶には血行を促進する効果があるようなので夏の暑い香川県では好んで麦茶を飲むようになったのかもしれません。

暑いと言っても香川県の暑さは蒸し暑く、下着だけでなく服までもがびっしょりになる暑さです。風ももちろん、熱いのですがまだ風があるだけましなんです。それが夕方になるとピタッと風が止むのです。風がないのでさらに暑さが増し加わります。

今ではクーラーがいつの間にか普及されてだいぶんしのげるようになりましたがクーラーをつけてさらに扇風機を併用している家庭がほとんではないでしょうか?もちろん、夏の熱帯夜は一晩中フル回転していると思います。

母は嫁に来てから香川県の暑さに慣れるまではずいぶん時間がかかったようです。

香川県は今でもこどもの水筒には麦茶が入っています。また夏の冷蔵庫の中の飲み物にも必ず麦茶が入ってあります。

ほうじ茶や煎茶やウーロン茶もありますがほとんどの家庭は麦茶です。

なぜかはわかりません。

ちなみに私の母は広島県の人だったので私はどくだみ茶を飲んでいました。

小学校に行くようになった頃、どの子どももみんな麦茶を水筒に入れて遠足に行きました。私だけどくだみ茶でした。母はこの辺の人はみんな麦茶を飲むんだね、と言っていました。

こんな感じで母が広島県人だったので時々色々な所で他の人との違いが妙に気になるようになりました。

言葉も違うし、アクセントも微妙に違うのです。

ちなみに私の母以外はみんな父方は香川県の人で嫁に来たおばさん達も香川県の人でした。

今は、コンビニに麦茶もウーロン茶も玄米茶も緑茶も同じように置いてありますが今思うと昔は、スーパーには何種類もの麦茶ばかりが並んでいたように思います。

言葉や色々な文化や習慣も微妙に違うので母も戸惑うことが多かったのではと今になっては思います。

 

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