丸亀製麺が丸亀にあると思っている人が多いみたいですが丸亀に丸亀製麺はありません。テレビでしている丸亀製麺は高松に一店舗だけあります。
ただ、この丸亀製麺はすごいです。いつの間にか海外にまで出店しているようです。
そして、丸亀を名乗っているけれどもきちんと兵庫県加古川生まれというのも言っています。
直接的には丸亀となんの円もゆかりもありませんが、父親が坂出出身で丸亀とも少しは縁があったらしいとのです。
今では丸亀という地名を広めてくれたので2011年には丸亀市の「文化観光大使」にもなっているようです。
ただ、ほとんどの丸亀市民は食べたことがないのではないでしょうか？私も県外の人から聞くだけで食べたことはありません。
県外の人が言うにはとても美味しいそうです。また、地元のうどん屋さんにはどこにでもあるはずのおでんは置いてないそうです。
香川県人は商売気質が少ないようで自分から新開拓をするという発想がないそうです。
だから、食べに来た人にはちゃんとしたものを提供しようとするので喜ばれるのですが、それをよその土地に持っていくという発想がないようなのです。
しかし、丸亀製麺はもともとの地元民でないので商売にかけても上手く対応できるようでどんどん店舗を増やして海外にまで出店できたのだと思います。
香川県のうどん店は海外や遠方から足を運んでもらうという発想で丸亀製麺はチェーン店をどんどん出店して食べたい人に提供していくというそういう発想の違いがあるのだと思います。
一部のうどん屋さんでも少しずつ店舗を広げていっている店もあるようですが丸亀製麺のようなやり方をするうどん屋さんはまだまだ少ないと思います。
まあ、もっとも香川県で争うよりも丸亀という名前の看板を背負って他県や海外に進出していくというのはひとつの賢い戦略だったのかもしれません。
何かあるたびに丸亀製麺が炎上していますが商売上手というのと職人技とは全く別物になるのではないでしょうか。
最近ではさらに「丸亀うどん弁当」の商品があたりますます好景気になっているようです。
ここ10年くらいは丸亀城の石垣修復事業や福祉関連事業の寄付、子ども食堂などの支援もしているようです。
あれだけたたかれても負けずにどんどん新製品を生み出し、店舗を広げていくという商売に長けた頭脳の持ち主であるので丸亀もだんだんと隅に置けなくなってきたのかもしれない。
とはいえ、丸亀市民は今市長になっている人を次期選挙で選ぶ可能性はかなり少ないだろう。
そう思うと今後の丸亀製麺や市長によってはまた次なる戦略が繰り広げられるかも知れない。
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